童心失せぬ

多趣味女の好きなもの詰め

ルーヴルには、愛がある

 

 

六本木の国立新美術館で開催されていたルーヴル美術館展に行ってきた!わたしは芸術の類はあまり詳しくないのだけど、最近少しずつ魅力に気づき始めたので、初心者でも楽しめそうだなと思って足を運んだところ、とっても良かった!

 

わたしが一番好きだった絵画は、看板にもなっている真ん中の『アモルの標的』。かわいいキューピットちゃん(アモル)がたくさんのこの絵だけど、絵の下部には的に当たらなかった矢が燃やされていて、可愛いだけではない、ストーリー性のある絵に魅了されたな。アモルはこの時代の絵にはたくさん出てくるんだけど、どれも悪戯っ子で、自分が今まで思い描いていたキューピットちゃんとはかけ離れていた事に驚いて、逆に親しみを感じたりして。絵画を順番に見ているときにアモルがひょっこり出てくると、「うお~~~アモル~~~!!」と完全にファンと化していた。まさか最後は人間の女の子と結婚するなんて…人生総じて魅了してくるなんて。

 

サブタイトルが~愛を描く~なだけあって、色々な時代に描かれた絵画から様々な時代の恋を解説していて内容がすごく面白かったんだけど、特にびっくりしたのは、中世は恋をする=一緒に幸せになりたい…ではなく、四六時中その人を見ていたい。となる事が多かったようで、特に神が人間を好きになった場合は、永遠の眠りにつかせて、ずっと顔を見つめて満たされていたんだとか。寝顔を見ている絵が多くて、時代だな~~…と思った。わたしは全くその発想がなかったので。でも、生きている好きな人と、対等に一緒に人生を歩んでいきたいと思う恋心が古いと思われる時代が来るのかもしれないなあ。

 

その後日比谷公園のオクトーバーフェスでしこたまビールを飲んで、新橋の高架下でワイン飲んで酔っ払って秋葉原まで行ってメイド喫茶でかわいいパフェと酒を煽るなどしてきた。高低差がすごいや!毎秒楽しくていい一日でした。